インディペンデント・スピリット賞、『ロスト・ドーター』『ドライブ・マイ・カー』らが受賞
今年のインディペンデント・スピリット賞が開催され、『ロスト・ドーター』が作品賞に輝いた。インディペンデント映画を対象とした同賞の授賞式が6日(日)に米サンタモニカで開催され、伊作家エレナ・フェッランテの小説を原作としたマギー・ギレンホールの監督デビュー作『ロスト・ドーター』が作品賞、監督賞、脚本賞、村上春樹の同名短編小説を原作とした濱口竜介監督による『ドライブ・マイ・カー』が外国映画賞を受賞した。一方で、このほか、米ブラックコメディ・クライム作『ゾラ』が編集賞、デトロイトのウェイトレス役を演じたテイラー・ペイジが主演女優賞、コメディ作『レッド・ロケット』でさえないポルノ俳優役を演じたサイモン・レックスが主演男優賞に輝いた。式典では、アンドリュー・ガーフィールドがプレゼンターとして登場、特別賞のロバート・アルトマン賞を友人フラン・クランツの監督デビュー作『マス』に授与する場面もあった。